自己売買とは?

自己売買とは銀行や証券会社が自ら投資を行う行為のことです。

銀行や証券会社はさまざまな有価証券を取り扱っていますが、原則としてはそれらは顧客の投資家に提供することによって利益を上げています。

しかしそれとは別に顧客の注文とは別に独自に有価証券の取引を行っています。

そのことを自己売買と呼んでいるのです。

目的はやはり利益を上げるため。

銀行や証券会社にとってこの自己売買は非常に重要な収益の手段となっています。

それぞれの金融商品に対する知識やノウハウを活用することで高い利益を上げることも可能なのです。

とくに外資系の金融機関において積極的といわれており、中には巨額の利益を上げているところもあります。

なんだかずるいと感じる人も多いでしょう。

ただ、大量の売買を行うことが多い自己売買は市場を活性化させるという役割ももっており、一般投資家にとっても重要な意味を持っています。

また、顧客のニーズを見込んで有価証券の在庫を確保するといった意味合いもあります。

もちろん、自己売買には一定の規制があり、その範囲内で行う必要があります。

以前は厳しい規制があり、その規制が及ばないことが多い外資との格差が大きな問題となっていました。

しかしその後規制の緩和によって国内の企業も積極的に自己売買を行うことが可能になりました。

注意すべき点も多々あります。

相場の変動によって巨額の損益を出してしまう可能性があること。

大規模な売買によって相場を変動させることで顧客に損益をもたらしてしまう可能性があることなど。

あくまで経営を揺るがさない範囲内で行うことになります。